気になる場所

金沢市の現代建築 ー金沢21世紀美術館と金沢駅鼓門ー

一泊二日の金沢ツアー。報告もこれで三回目です。
私も建築家・デザイナーの端くれとして北陸地方の「文化都市」金沢の代表する現代建築物にも行ってきました。
まずは、金沢21世紀美術館。
兼六園のそば、金沢市役所横の芝生敷地中央にあり、円形(直径112.5m)建物で、白い壁と、ガラス、軽快で軽そうな屋根とモダンな建築物です。
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館内も白い壁面と開放的なガラスに覆われていて、個々の展示室はそれぞれ独立した立方体として(ホワイトキューブ)円形の館内に配置されています。円形の平面であるため、館内の順路は一応決められているものの正面といえる面はなくて、入館者は好きな場所・展示から見ていくことが出来る様になっていて、自分の居場所がちょっとわからなくなる不思議な感覚になりました。
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館内の一部ですが、加賀友禅染をイメージした壁面一体のグラフィックとその壁面の前に置かれているイスもとても印象的です。でも座るにはちょおと恥ずかしいかな。勇気がいりますね。
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光庭のプール。周辺のベージュ色のライムストーンの床に
水のブルーが良く映えます。深く感じますが、実際はガラスの底の上に10cm程度水を張っているだけだそうです。これもヒトの感覚を利用して、錯覚させるアート作品です。

 そして、最後に金沢駅。
国際都市、観光都市である金沢の玄関口として、新幹線の開通に合わせリニュアルされ、建築的にも面白いデザインです。
鼓門(つづみもん)。高さ約14mとのことです、伝統芸能である能楽・加賀宝生(かがほうしょう)の鼓をイメージしているとのことです。なるほど納得します。
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水が豊かな街らしく、駅前には噴水などもあって、豊かさ一杯です。
写真はありませんが、この門から駅までは通称「もてなしドーム」と言われた、ガラス張りの天井の大きくカーブを描く駅まで行ける傘のような形状で雨にぬれず利用できる空間となっています。屋根を支える構造体の明るい銀色のとアルミ材は天井面一杯にトラスの様にはりめぐされ、ライトアップされることで繊細さも際立ち強調され、鼓門の格子のような線材と一緒にとても印象的でした。

北陸新幹線も開通して、熊谷からも3時間ぐらいで行ける金沢。
風景や街並み、建物ばかりの散策記でしたが、また行きたいと感じさせてくれました。
お酒や食事(特にノドグロは口の中でとろけるようでした)は本当に美味しかったです。また、旬で新鮮な地元らしい食材や威勢のいい掛け声でいっぱいの近江町市場もとても活気があって、お気に入りスポットです。


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by atelierKC | 2017-11-13 11:24 | 気になる場所

埼玉を愛する情熱の空間創造家がマチでみつけた気になるデザイン・モノ・お店を紹介します


by KC(ケーシー)
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