気になるマチ

おつな時間の散策~秋雨の川越~

 小雨のふる晩秋の川越の街を散策してきました。
川越というと蔵の街並みを活かして時の鐘を中心に、まちおこしで熱心に宣伝されています。たしかに、蔵の多い中心地は寒い平日だというのに、多くの観光客が散策しておりました。ちょっと車の通行量が多いのにはがっかりですが、それは観光客がレトロ感覚に浸りたいだけで、やはり地域の人にとって現代的生活の利便性のためには仕方がないことでしょう。
 時の鐘を中心に仲町から札の辻までの蔵づくり屋敷が並ぶ通りはあまりにも有名で、今回はちょっとツウの川越の街の風景をご紹介いたします。
 一つは喜多院の五百羅漢です。静寂な中にひっそり佇む表情様々な石像はとてもユーモアで心が洗われるような気持ちにさせてくれます。
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 大正浪漫夢通りの出口に位置する旧武州銀行川越支店の建物です。川越商工会議所として利用されていますが、文化庁の文化財としても指定されていてその優美で華麗な風貌は川越市の商業の歴史と豊かさを象徴する財産です。
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 菓子屋横丁はどことなく懐かしい昭和の時代を感じさせます。普段はもっと賑わっていますが、情緒深い路地はこれも雨のおかげでしょう。道端の堀の水面に落ちる小雨がつくる無数の水紋の中を泳ぐニシキ鯉も、川越の街のゆったりと豊潤な時間の流れの中を優雅に泳いでいました。
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 こんなおつな時間はありません。小雨の中の歴史と時間を味わいながらの散策には普段感じることのできない贅沢を堪能できます。
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by atelierKC | 2010-11-20 10:26 | 気になるマチ

埼玉を愛する情熱の空間創造家がマチでみつけた気になるデザイン・モノ・お店を紹介します


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