さいたま新都心は、高層ビルが建ち並び、コンクリートとガラスで覆われた建物は県内で最も近代的・都会的な街並を創造しています。
官公庁やオフィス街のため朝夕の通勤時間帯はスーツ姿のビジネスマンやOLがさっそうと通り過ぎる街といった感じです。その真ん中には人工地盤の「けやき広場」があります。そこは、夏には名前のとおり、植えられたケヤキの覆い茂る葉が適度に強い日差しを避け周辺で働く人達のちょっとした憩いの広場となるのですが、冬にはビル風の通り道となり、葉の落ちた丸坊主の幹と周辺建物の灰色が冬の寒さと寂しさを際立たせます。
ところが、先日、18時頃にそのけやき広場に行ってみると、なんと人がいっぱいです。さいたまスーパーアリーナでももいろクローバーZによるコンサートがあってその入場者が来街していたせいもありますがクリスマスマーケットとイルミネーションが行われていたのです。
毎年、冬の風物詩となっていますが、青と白にイルミネーションされた広場はシンプルに幻想的なイメージです。
★さいたま新都心けやき広場イルミネーション 10/21~2/14
青・白・黄色にケヤキの木の電飾とパイプオルガンをイメージしたロマンチックなオブジェがありました。
★クリスマスマーケット2017 11/25~12/25
ヨーロッパ伝統のクリスマスマーケットを模して輸入雑貨や飲食などの模擬店が出店しています。
日によってコンサートや体験型ワークショップ等も行われています
クリスマスの音楽や飾りつけ、イルミネーションなどで私達を楽しませウキウキしてきます。
ところで、年末も12月になると、日本中の街の至る所でこれら様々なイベントが、街の「活性化や賑わい創出」、来街や集客の「きっかけづくり」という目的の『仕掛け』あるいは『装置』として行われています。行政や商店街、時にはボランティアの方々が中心になっていますが、もちろん主催者側は楽しそうです。でも肝心なのは参加する人の皆が「楽しいこと」「参加できること」です。いくら、主催者側が頑張ってきれいな装飾をして、お店や模擬店やコンサートなどで楽しい賑やかしの仕掛けをしチラシを入れても、参加者がいないと、参加者が楽しくないとやっぱり活性化や賑やかにまた継続にもならないと思います。主催者側と出店者、参加者(お客様や来訪者がそろって初めて『賑わいの創出』ができるのだなぁと感じました。
この記事を読んだ皆さん、是非、観に行ってください。そして、参加してくださいね。
by atelierKC
| 2017-12-17 10:11
| 気になるハナシ